事業内容
野生動植物調査・研究
戸隠エリアでの野生動植物調査・研究
野生動植物のデータベース化
GPS機器を用いて、月単位以上でのデータを取得することにより、戸隠エリアの野生動植物の経年変化の情報を得ることが出来ます。
また、得られた情報はGIS(地理情報システム)を活用し自然環境や社会環境の情報を重ねていくことにより、様々な利用価値を生むことも可能です。
現在の活動内容
- 戸隠エリア(森林植物園)での外来動植物の調査及びデータベース化
- 戸隠エリアでの野生動植物調査(生息調査)
今後(H22年度)の活動内容
- 戸隠エリア(森林植物園)での外来動植物の調査及びデータベース化(通年)
- 戸隠エリアでの野生動植物調査(通年)
- 外来植物の排除(適宜)
- 巣箱の設置・管理(フクロウ、ムササビ、小型鳥類)
希少猛禽類調査・研究事業
生態系の頂点にいる猛禽類の生息・生態を調査することにより、そのエリアの自然環境がどのようになっているのか、また、どのように変化してきているのか見ていくことが出来ます。
また、サシバの生息可能な環境は高い生物多様性を維持しているといえることから、調査データを里山環境の保全や促進に有効利用してまいります。
現在の活動内容
- クマタカの生息調査(全県、特に東北信)
- クマタカの生態研究(全県、特に東北信)
- 希少猛禽類(クマタカ以外)の生息調査及び研究
今後(H22年度)の活動内容
- クマタカの生息調査(全県、特に東北信)
- クマタカの生態研究(全県、特に東北信)
- サシバの生息調査及び研究(北信、特に野沢温泉〜木島平村)
- 希少猛禽類の生息調査及び研究
- シンポジュームの開催(上記の結果発表、開催場所はRAPOSAワイルドライフリサーチセンター内)
環境保全活動・啓発活動事業
ゴミ0運動
戸隠の美しい山並みをはじめ、湿生地や戸隠森林植物園などの景観を残していくために、当NPOメンバーを中心にゴミ拾い活動を率先しておこなっていきたいと考えております。
今後(H22年度)の活動
- 戸隠森林公園を中心にパトロールを兼ねたゴミ拾い活動をしていきたいと思っております。
インターンシップ・インタープリンターの受け入れ及び育成
県内外を問わず、自然環境調査、インタープリンターに興味がある学生や一般の方が増えて来ています。しかし、現状では実践を学べる場は少なく、フィールドで活動するために必要な能力を身につける方法が不明であるという方が多く見受けられます。私達はそうした未来の調査員やインタープリンターを育成するため、積極的に大学や専門学校、または小中高等学校に働きかけていきたいと思っています。
現在の活動内容
- 東京農業大学短期大学部から年に数名のインターンシップを受け入れています。彼らは主に、環境調査会社などに就職希望の学生でした。
- 国際自然環境アウトドア専門学校から数名のインターンシップを受け入れています。その内一名は有限会社欅並木に就職が決まりました。
- 環境調査員を目指す社会人を1名受け入れました。連日、猛禽類を中心とした調査に参加して頂き、スキルアップしています。
今後(H22年度)の活動内容
- 例年同様に大学,専門学校などの学生を対象としたインターンシップを受け入れていきます。
- 環境調査員を目指す社会人、または職場体験したい学生などを受け入れていきます。